![]() |
![]() |
お預かりしたお布団を、綿を細かく砕く機械にセットします。 | 細かくされた綿が繊維を整えられて、畳一畳くらいの大きさで、厚さ2〜3cmになって出てきます。 |
![]() |
![]() |
機械によってこのように畳まれます。 この綿一枚の重さは300gです。 |
6kgの敷布団からは、このような綿が18〜19枚できます。 |
![]() |
![]() |
1. 打ち直しした綿を使って仕立てていきます。 今回は敷布団を造ります。 |
2. 畳まれている綿を1枚1枚丁寧に開いていきます。 |
![]() |
![]() |
3. 使っていくうちに体にあたる部分だけ沈まないように、また綿が重なった部分がゴツゴツしないように気をつけながら綿を重ねていきます。 | 4. 角の部分は、綿を折り返した時に重なって厚くなってしまうので、重なってしまう部分を切り離しておきます。 |
![]() |
![]() |
5. 角の切り離しが終わったら、布団の脇の部分を生地に合わせて折り返します。 | 6. 反対側も角を切り落とし、脇を折り返します。 |
![]() |
![]() |
7. 両脇を折り返したら、頭になる部分を折り返します。この時、頭の部分と脇の厚さが同じなるように気をつけます。 | 8. 布団の角を造ります。この部分がきれいにできないと、仕上がりがピシッとした布団になりません。 |
![]() |
![]() |
9. 余分な空気が入らないように、しっかり作ります。これをできるのが技能士です。 | 10. このように船の舳先のようになります。 これなら後の工程がラクになります。 |
![]() |
![]() |
11. 4つの角を造ると、このようになります。 だいぶ布団の形になりました。 |
12. 体にあたる部分がへたりにくく、またゴツゴツしないように気を配りながら綿を被せていきます。 |
![]() |
![]() |
13. すべての綿を使うと、このような形になります。 | 14. 真横から見るとわかりますが、体が当たる部分が盛り上がっていて、かまぼこのような形になっているのがわかります。手造りだからできることです。機械で作ると、まっ平らにしかできません。それではすぐに中央部分だけ凹んでしまい、寝づらい布団になってしまいます。 |
![]() |
![]() |
15. 綿づくりが終わりましたので、生地を返していきます。 | 16. 綿の角の部分を崩さないように畳みます。 |
![]() |
![]() |
17. こんなに小さく畳みます。こうすると生地を返すのがラクです。 | 18. 全身を使って綿が開かないようにし、尚且つ綿をいじめないように素早く返します。 |
![]() |
![]() |
19. 角に綿を持っていきます。ここでモタモタしていると、綿に変な癖がついてしまし、それがしわになって仕上がりが悪くなります。 | 20. 角の端まで綿を入れます。これも技能士ならではの造り方です。 |
![]() |
![]() |
21. 角の隅まで綿が入っていると、仕上がりがピーンとしてとてもきれいです。 | 22. 他の角も同様に、隅まで綿を入れます。 |
![]() |
![]() |
23. 生地の口開きの部分を縫っていきます。 | 24. 生地を返す時に綿をいじめたので、綿のしわを伸ばすように形を整えます。 |
![]() |
![]() |
25. 形を整えると、かまぼこのように中央が盛り上がった形になります。これなら、中央が凹んだ布団にはなりません。 | 26. とじ糸でとじていきます。これは、飾りの意味もあるのでしょうが、使っていくうちに綿が寄らないようにするためのものです。 |
![]() |
![]() |
27. 角も同様にとじます。これも飾りというより、綿が抜けないようにするためのものです。 | 28. 角がとじ終われば完成です。 ペッちゃんこだった布団が、ふっくらした布団に仕上がりました。 |
〒311-4143
茨城県水戸市大塚町1510
TEL.029-253-4767
FAX.029-253-4767
営業時間 9:00〜19:00
店休日 火曜日